狭岩峡の特大ヤマメ

2016年05月09日 21:12

  私の住む群馬県は内陸県(海に面しない県)で、同じく内陸県の長野県、山梨県、埼玉県、栃木県に

囲まれたまさに内陸中心部です。

この県境には山岳の峰々が連なる所も多く、そこは当然峠道となります。

山の彼方に( 山の向こう側・峠を越えれば)幸い住むと・・・」これは子供の頃誰しも夢見たものです。

例えば、群馬と長野の県境の車道峠だけでも、

「渋峠、万座峠、毛無峠、鳥居峠、地蔵峠、車坂峠、碓氷峠、入山峠、和美峠、内山峠、田口峠、大上峠、

十国峠、ぶどう峠」など名だたる険しい峠道があります。

そこには神秘的な自然が広がり、山菜やきのこ、わずか下ればイワナが住みその下流にはヤマメが俊敏に泳いでいます。

その峠の僅か下った峡谷に、2016年5月8日連休最後の日曜日渓流釣りに入りました。

狭岩峡の断崖奥深い谷に釣り糸を流すとすぐに反応が、ヤマメです。15cm以下なのでリリース。

続いて15~20㎝クラスのヤマメが2匹、そして狭岩谷の深部水深約2mに一投、目印が水中に引き込まれていきます。大物です・・。

特大ヤマメ33cmでした。何度か清流で戻りヤマメ(海へ下るのをやめて、ダムなどの深場ですごしたヤマメ)36cmクラスまでを釣り上げたことはありましたが、

こんな標高の高い山岳地帯それも峡谷の断崖に挟まれたイワナの源流域に、特大級のヤマメが神秘的に生息していたのです。

  ・・画像のヤマメは、釣り直後に腸除いてから撮影しました。






 

これらの山々には豊かな自然があって、その恵みも多いのです。

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